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2014年12月17日

クルム伊達選手とドーピング検査の件

こんばんは。


「クルム伊達、警察出動させていた 抜き打ちドーピング検査に怒り心頭」


というニュースがありました。


どうやら就寝中に抜き打ちのドーピング検査があって、遅い時間帯の検査ということと検査員の態度に不満があったようですね。

確かに就寝中に起こされてからの検査はいかがなものかとおもいます。


さらに検査員の態度が悪いということに怒ることは理解できます。


しかし、「遅い時間帯で非常識である」とか「睡眠を邪魔してまでして責任取れるのか」という主張には疑問が残ります。


世界レベルのトップアスリートにはドーピング検査対象選手として登録されます。

そしてそのようなアスリートは「RTPA」(検査対象登録リストアスリート)と呼ばれます。

RTPAは日本代表の証ともいえるものです。


そしてここからがポイントなのですが


RTPAは1年365日、ドーピング検査のため居場所情報をドーピング検査機関へ報告する義務があります。


居場所情報は、居住地・宿泊地・トレーニング場所や競技会などの情報を、例えば部屋番号まで詳細に提出しなければいけません。

さらに、必ず検査に対応できる時間と場所を指定する「60分の時間枠」を指定することも義務付けられています。


つまり、通常の競技外検査であれば検査時間はクルム伊達選手が自分で指定しているはずなのです。


指定した時間でもないのにドーピング検査にくるような実態があるのなら問題ですし・・・。


コンディションのことを考えるのであれば就寝時間を検査対応の時間枠に指定するのも考えにくいですが、是非とも詳細を知りたいところです。


ちなみに居場所情報が未提出であったり指定した場所時間にいなかったりしたことが年間3回を超えるとドーピング違反とみなされ1~2年の資格停止処分が下される場合があります。


トップアスリートは大変ですが、自分を守れるのもアスリートです。



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Posted by みどりやSP at 21:03│Comments(1)アンチドーピング
この記事へのコメント
日時 指定?
抜き打ちドーピング検査にならないじゃん
アホか? みどりや薬局
Posted by あ at 2014年12月19日 07:49
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クルム伊達選手とドーピング検査の件
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